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こんにちは、りんです。
ロンドンはミュージカル文化が盛んで、街中に劇場がたくさんあり、毎日多くの公演が行われています。
仕事帰りや観光終わりの夜でも思い立ったらふらっと行ける手軽さも魅力の一つです。ロンドンに来たら是非一度観に行くことをおすすめします。
この記事では、王道のおすすめミュージカル10選を紹介したいと思います。
ロンドンのミュージカルの楽しみ方・魅力・チケットの買い方は別記事“ロンドンでミュージカルを鑑賞する方法と魅力を解説”で紹介しています。
1. ロンドンはミュージカルの聖地!
ロンドンはミュージカル文化が盛んで、毎日多くの公演を行なっています。
仕事帰りや観光終わりの夜でも思い立ったらふらっと行ける手軽さも魅力で、TKTS Londonなどのサイトの当日券だと格安でチケットを買えることもあります。
小説や映画が原作の作品からオリジナル作品まで色々あるので、原作で予習してから観れば英語も理解しやすいかもしれません。
ミュージカルの本場なのでもちろん歌や演技のレベルも高く、ぜひ一度鑑賞してみることをおすすめします。
1人でも全然行きやすいです。
チケットの価格は十数ポンド〜数百ポンドとピンキリです。
次の作品紹介で英語の難しさも紹介したいと思います。
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2. ロンドンのおすすめミュージカル10選
London TheatreのHPからロンドンで公演中の作品一覧を見ることができます。
リンク → https://www.londontheatre.co.uk/whats-on
※リンク切れの場合はトップページ (https://www.londontheatre.co.uk)から”What’s on” “All Shows”を選択
この記事ではその中でもおすすめな王道ミュージカルを10個紹介します。
紹介する作品の劇場は全てロンドン市内のWest End(ロンドンの劇場が集中する地区の名前)にあり、アクセスも非常にしやすいです。
紹介する劇場のほとんどが“Covent Garden(コベントガーデン)”駅から徒歩で行けます。
この辺に劇場が集中しています。
ミュージカルは公演時期が決まっており、公演が終了している可能性もあるので注意が必要です。
また、ロングランでない作品は劇場が変わることもあります。
ここで紹介しているのはほとんどがロングランですが、事前にLondon TheatreのHPで公演期間・劇場場所を確認するようにしましょう。
それでは早速見ていきましょう
1. Les Misérables (レ・ミゼラブル)
◆ 特徴
ミュージカルの王道中の王道。
映画も有名。
ロンドン公演は1985年から続いており、West Endのミュージカルの中でも最も長い。シリアスな場面も多く、英語はそこそこ難しい。お客さんの年齢層は幅広い。
◆ あらすじ
19世紀フランス、1つのパンを盗み、理不尽にも19年間投獄されたジャン・ヴァルジャンは、釈放後に出会った司教の無償の愛をきっかけに心を入れ替え、人々の信用を取り戻し市長にまで上り詰める。しかし、彼を追っていた警官に身分がばれたことで再び逃亡を余儀なくされ・・
- 劇場 Sondheim Theatre(ソンドハイム・シアター)
- 住所 51 Shaftesbury Ave, London W1D 6BA
- 行き方 “Piccadilly Circus”駅から北東へ徒歩4分”
\あらすじを予習するならこちら/
2. Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)
◆ 特徴
こちらも1986年から続くロングセラー作品。
27か国145都市で公演されるほど有名で人気。
シリアスな場面も多く、英語はそこそこ難しい。お客さんの年齢層は高め。
◆ あらすじ
19世紀フランス、オペラ「ハンニバル」の舞台では、「オペラ座の怪人」の仕業とされる事件が多発していた。ある日、オペラのプリマドンナのカルロッタが舞台を欠場。代役として舞台に立ったコーラスガールのクリスティーヌ・ダーエにより舞台は大成功。しかし、その夜クリスティーヌは忽然と姿を消す。クリスティーヌを連れ去った犯人とは・・
- 劇場 His Majesty’s Theatre
- 住所 Haymarket, St. James’s, London SW1Y 4QL イギリス
- 行き方 ”Piccadilly Circus”駅から南へ徒歩4分
\あらすじを予習するならこちら/
3. The Lion King(ライオンキング)
◆ 特徴
1994年の有名な映画”The Lion King”のミュージカル版。
様々な仕掛けやパペットでアフリカの動物を表現していたり、劇中の歌にスワヒリ語などの6種類のアフリカ言語が盛り込まれていたりと、華やかな衣装と覚えやすい歌で子どもも飽きずに楽しめる。
子ども向けなので英語は比較的理解しやすい。お客さんはお子さん多め。
◆ あらすじ
アフリカ、サバンナで動物たちを治める王、ムファナの息子シンバが成長していく様を描いた物語。
サバンナの自然豊かな土地でシンバはのびのび成長していくが、シンバが次の王になることを快く思わない者もいて・・?
- 劇場 Lyceum Theatre (ライセウム劇場)
- 住所 21 Wellington St, London WC2E 7RQ イギリス
- 行き方 ”Covent Garden”駅から南東へ徒歩5分
\あらすじを予習するならこちら/
4. Frozen (アナと雪の女王)
◆ 特徴
日本でも大ヒットした映画”アナと雪の女王”のミュージカル版。
エルサ役の歌唱力が圧倒的で”let It Go(ありのままで)”の迫力と盛り上がりは一見の価値あり。
子ども向けなので英語は非常に簡単。舞台両脇に字幕も出るので理解しやすい。
◆ あらすじ
アレンデール王国の王女、エルサとその妹アナは仲の良い姉妹だったが、エルサは触れたものを凍らせる魔法の力を持っており、エルサが8歳の時、誤ってアナを魔法で凍らせてしまう。日に日に魔法の力が強くなっていくエルサはこの出来事をきっかけに、誰も傷つけないよう城に閉じこもるようになり、アナとも接触しなくなってしまう。やがて成人し、王女として即位することとなったエルサは久しぶりに外界へ出てアナとも会うが・・
- 劇場
Theatre Royal Drury Lane(ドゥルリーレーン・シアター・ロイヤル) - 住所 Catherine St, London WC2B 5JF イギリス
- 行き方 ”Covent Garden”駅から東へ徒歩4分
エルサとアナの格好をしたお子さんがたくさんいます(稀にオラフも)
\あらすじを予習するならこちら/
5. Matilda(マチルダ)
◆ 特徴
子ども向け小説”マチルダは小さな大天才(ロアルド・ダール)”が原作のミュージカル。
2012年に、その年に上演された優れた演劇・オペラ、ダンス、ミュージカルに与えられる英国演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリビエ賞」にて7部門を受賞。
英語の難易度はそこそこ。客層は子どもが多め。
◆ あらすじ
天才的な頭脳を持って生まれた少女、マチルダは意地悪な両親から馬鹿にされながら育つが、マチルダも負けじと両親に対抗しながら力強く生きてきた。やがてマチルダはクランチェムホール小学校へ入学するが、そこは暴力と恐怖で子どもを支配するような最悪の環境であった。そんな悪い大人たちにも怯まず、マチルダは持ち前の天才的な頭脳で大人たちを懲らしめていく。やがて理解ある優しい先生とも出会い・・
- 劇場 Cambridge Theatre
- 住所 Earlham St, London WC2H 9HU イギリス
- 行き方 ”Covent Garden”駅から北西へ徒歩4分
マチルダが大きなブランコに乗ったり、舞台の上まで登って行ったりと、なかなかアクロバティックです。
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6. The Wizard of Oz (オズの魔法使い)
◆ 特徴
原作は1900年にアメリカでライマン・フランク・ボームが執筆した子ども向けの文学作品。
1902年にミュージカル化、1939 年に映画化された。
劇中歌”Over the Rainbow”が有名。
英語は比較的簡単。
◆ あらすじ
主人公の少女ドロシーはある日、竜巻に巻き込まれ、オズの国に迷い込んでしまう。元の世界に戻るため、ドロシーはオズの魔法使いに会いに行くべく旅を始める。その途中でカカシやライオン、ロボットなどの愉快な仲間たちと出会い・・?
- 劇場 Gillian Lynne Theatre (ニュー・ロンドン・シアター)
- 住所 166 Drury Ln, London WC2B 5PW イギリス※ロングランではないので事前に確認推奨。
- 行き方 ”Covent Garden”駅から北東へ徒歩4分
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7. Wicked(ウィキッド)
◆ 特徴
オズの魔法使いを観てからこちらを観るのがおすすめ。
1995年に刊行されたグレゴリー・マグワイアの「オズの魔女記」が原作で、オズの魔法使いの裏話として、同作に登場する悪い魔女エルファバと良い魔女グリンダの知られざる友情を描いた作品。
英語の難易度はそこそこ、お客さんは家族連れが多い。
◆ あらすじ
オズの魔法使いの舞台より昔、2人の少女エルファバとグリンダが出会い、成長していく物語。どのようにしてエルファバは悪い魔女になったのか、あるいはグリンダは良い魔女になったのか、「正しい」とは何かを考えさせられる深い作品。
- 劇場 Apollo Victoria Theatre(アポロ・ヴィクトリア劇場)
- 住所 17 Wilton Rd, Pimlico, London SW1V 1LG イギリス
- 行き方 ”Victoria”駅から徒歩1分
「実はそうだったのか!」と驚くこと間違いなしです
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8. Mamma Mia!(マンマ・ミーア)
◆ 特徴
2024年で25周年を迎えるロングセラー。
他の作品と比較しても歌の比率が圧倒的に高く、”Money Money Money,”, “Dancing Queen”, “Mamma Mia!” などABBAの名曲がたくさん登場する。
コメディ仕様なので全体通して明るい雰囲気、シンプルな物語なので英語は比較的わかりやすい、客層は若い。
◆ あらすじ
エーゲ海に浮かぶ小島、母の経営するホテルで結婚式を挙げるソフィーは、それまで会ったことが無かった父を式に招待したいと考えるも、母の日記には父と思われる人物が3人!どれが本当の父か分かる術もなく、ソフィーは母に黙って3人とも招待するが・・?
- 劇場 Novello Theatre(ノヴェロ劇場)
- 住所 Aldwych, London WC2B 4LD イギリス
- 行き方 ”Covent Garden”駅から東へ徒歩6分
曲が良く、個人的には最も好きな作品です。
ギリシャのミコノス島(映画版のロケ地)を思わせる青と白の雰囲気もいいですね。
\あらすじを予習するならこちら/
9. Harry Potter and the Cursed Child(ハリー・ポッターと呪いの子)
◆ 特徴
原案:J.K.ローリング、ジョン・ティファニー、脚本:ジャック・ソーンで作られた劇。
本作は「ハリー・ポッター」シリーズの8作目に当たる。ミュージカルというよりは演劇舞台。
Part1, Part2に分かれており、通常の公演の2回分の長さがあるので注意。
◆ あらすじ
「ハリー・ポッターと死の秘宝」から19年、ハリー・ポッターの次男アルバス・セブルス・ポッターはホグワーツ魔法学校へ入学する。アルバスはホグワーツへ向かう特急の中で、ドラコ・マルフォイの息子、スコーピウスと偶然出会い・・
- 劇場 Palace Theatre(パレスシアター)
- 住所 113 Shaftesbury Ave, London W1D 5AY イギリス
- 行き方 ”Leicester Square(レスタースクウェア)”駅から北へ徒歩3分
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10. My Neighbor Totoro(となりのトトロ)
↑写真はBarbican公演の時のもの。現在はGillian Lynne Theatre (ニュー・ロンドン・シアター)
◆ 特徴
2022年から期間限定で公演していたが、2023年に英国演劇界で最も権威のある「ローレンス・オリビエ賞」にて最優秀作品賞、演出賞、衣装デザイン賞など最多の6部門を受賞し、2024年よりロングラン公演作品となった。
セットはシンプルだが魅せ方にさまざまな工夫があり、トトロの世界観がうまく表現されている。
公演は英語で、ちょくちょく日本語も出てくる。子ども向けなので英語はわかりやすい。
歌は少なく、ミュージカルというよりは演劇舞台に近い。
◆ あらすじ
父に連れられ12歳のサツキと4歳のメイの2人姉妹は、病気で療養する母のいる田舎に引っ越してきた。そこでは子どもにしか見えない不思議な生物、トトロやまっくろくろすけと出会い・・?
- 劇場
Gillian Lynne Theatre (ニュー・ロンドン・シアター) - 住所 166 Drury Ln, London WC2B 5PW イギリス
- 行き方 ”Covent Garden”駅から北東へ徒歩4分
トトロがとてもリアルでよく表現されています。一見の価値ありです。
\あらすじを予習するならこちら/
3. まとめ
ロンドンで観たい王道のミュージカル10作品を紹介しました。
どれも有名作品なので、初めての1本にも丁度良いと思います。
特に、原作の本や映画で予習してから観れば英語も理解しやすいかもしれません。
もちろん、ここで紹介したもの以外にも良い作品がたくさんあります。
ぜひ、自分のお気に入りを探してみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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