当ブログはアフィリエイト広告を含んでいます。
こんにちは、りんです。
一度は生で観てみたかった“ウィンブルドン”を当日チケットで観戦してとても良かったので、感想と共に取り方を紹介したいと思います。
ウィンブルドンの当日チケットの買い方をすぐ知りたい!
という方向けに超簡潔かつ簡単にその方法をお伝えします。
詳細や魅力は後半に書いているので興味のある方は読み進めていってください。
1. 【1分で分かる】ウィンブルドンの当日券の買い方
早速ですがその方法を説明します。
- 早朝に(始発に乗るなどして)Wimbledon Park (公園)へ行く。(最寄りは“Southfields駅”)
- 誘導員の指示に従って進み、整理券をもらう
- 5 〜 6 時間程度並ぶ(一時離脱可、整理券で元の場所に戻れる。後ほど詳しく解説)
- チケット売り場に誘導されるので、整理券を見せて①センターコート②No.1コート③No.2コート④Ground ticketの中から選んで購入 (順次売切れの可能性あり)
- 完了。あとは自由に観戦
- 夕方から①センターコート②No.1コート③No.2コートのリセール(再販売)が始まるので買いたい場合は並ぶ
※持ち込めるかばんのサイズは60cm×45cm×25cmまで。荷物の預かり所もあります。
各項目の説明は記事の後半にしています↓
以下の点にご留意いただいた上で読み進めていただけますと幸いです。
- 今回は当日券チケットの取り方を説明します。事前予約の場合は毎年前年のクリスマス頃までに申込み、抽選でチケットが当たる仕組みです。
- 私が観戦したのは開催期間の中頃でまだ多くの試合が残っていましたが試合が進むにつれ当然コートは少なくなっていきます。
2. ウィンブルドンの当日チケットの大行列は毎年恒例
ウィンブルドンは当日券を求める人たちで早朝から長蛇の列が出来るのが恒例となっています。
テントを張って前日から並んでいる人も珍しくありません。
目当ての試合の2日前から並んでいる人もいるそうです。
3. ウィンブルドンの開催期間は?
ウィンブルドンは毎年6月の最終月曜日から2週間かけて開催されます。
4. 当日チケットは4種類
当日チケットは次の4種類があります。
- センターコートチケット (約500枚)
センターコート指定席+No.3コート 以下は自由に座れるチケット
※大会開始後の10日分のみ。最後の4日間分は事前販売のみ - No.1コートチケット (約500枚)
No.1コート指定席+No.3コート 以下は自由に座れるチケット - No.2コートチケット (約500枚)
No.2コート指定席+No.3コート 以下は自由に座れるチケット
※大会開始後の10日分のみ - Ground Ticket (約2,000枚)
No.3コート 以下は自由に座れるチケット
センターコート, No.1, No.2 コートに入るには専用のチケット (指定席)が必要です。
当日チケットはセンターコート約500枚、No.1コート約500枚、No.2コート約500枚、Grounds Ticket 約2,000枚が用意されているため、単純計算すると整理券の番号が1,500番以内だった場合、センターもしくはNo.1、No.2のチケットが取れるということになります。
それぞれのチケットの価格は次の通りです。
Wimbledon公式HPより引用 (2024年の価格です。クリックで拡大)↓
5. 当日の流れ〜チケットの取り方〜
1. ウィンブルドンパークへ行く〜最寄り駅は”Southfields(サウスフィールド駅)”〜
電車で行く場合はDistrict line “Southfields駅”から南へ10分ほど歩き、という大きな公園に行きます。
場所はこの辺りです↓
紛らわしいですが最寄りはウィンブルドンパーク駅ではなく、サウスフィールド駅なので注意しましょう。
私は始発の電車で行き、6:00ごろにウィンブルドンパークに着きました。
駅から走ってる人もいました。
電車も始発にしては人が多く、ウィンブルドンパークには既に人がたくさんいました。
人の流れに沿って整理券が配られる場所まで歩きます。
既に長蛇の列が出来ています↓
2. 誘導員の指示に従って進み、整理券をもらう
公園に着くと蛍光色の作業着を着た誘導員がおり、列の最後尾まで誘導してくれます。
列はいくつかのセクションに分かれており、その時の最後尾へ行くと整理券を渡されます。
ちゃんと道が出来ています↓
無事整理券を受け取ることができました↓
誘導員がいるので迷うこともありませんでした。
これで一安心です。
番号は1900番台でした。
3. 5 〜 6 時間程度並ぶ
あとはひたすら待ちます。皆シートを引いて寝転んだりピクニックのように楽しんでました。
試合会場入りするまで私は5時間並びました。
一時離脱しても整理券の番号があるので戻ってくることが可能です。
周りにはワッフル屋やバーガー屋、コーヒー屋もあります。
一時離脱しても周りの人たちも番号を見せるとちゃんとその場所に入れてくれます。
ただ、列はいつ動き出すかわからないので一時離脱は最小限にした方が良いでしょう。
(会場に入るまで何回か列が進みます。)
ハンバーガー屋、コーヒー屋が出店しています↓
場所が変わってもひたすら待ちます↓
5時間並んでついに会場入りしました↓
ここで整理券を見せます。
もし持っている整理券より低い番号たちがまだ入場していたら自分の番号までここで足止めされることになります。
この後もまだしばらく並びます。
列の途中には写真スポットやコーヒー屋、輪投げスペースなど、待ち時間を楽しませてくれる工夫が沢山ありました。
写真スポット↓
コーヒーショップ↓
※長時間待つ際の注意点
芝生で5, 6時間待つためレジャーシートは必須と言ってよいでしょう。
また、イギリスは曇りが多いですが、日が出ていると日差しが非常に強いので、日焼けしたくない方はUV対策も必須です。
夏でも肌寒くなることは珍しくないので、1枚UVカットの上着があれば一石二鳥で安心です。
イギリスは日傘をさす文化はあまりありませんので、UVカットの羽織れる上着を着るのがおすすめです。
夏でも普通に寒いので羽織れる上着は必須です。
\ロンドンへ持っていくべき物をまとめた記事はこちら/
4. チケットを購入
長い列を進んだあとはチケット売り場に誘導されます。
整理券を見せて①センターコート②No.1コート③No.2コート④Grounds Ticketの中からチケットを購入します。(順次売切れの可能性あり)
チケット売り場↓
私の時は既にNo.3以下のコートのみの④Grounds Ticketしか残っていませんでした。
Grounds Ticket↓
しかし、夕方のリセールでNo.1コートのチケットを10£で買うことができました!
6. リセールチケットで詳しく解説しています。
5.1 試合会場へ (試合観戦)
やっと試合会場に入ることが出来ました。
6:00から並んで中に入れたのは11:00過ぎでした。
大きく綺麗な会場でお祭りみたいに盛り上がっていました↓
ショップもいくつもありとても充実しています↓
色々なグッズが揃っています↓
名物の苺ミルクも堪能しました↓
飲食店もいくつもあります↓
5.2 観た試合と感想
結論から言うと試合は次の通り回りました。
1. 女子ダブルス
2. 女子シングルス
3. 男子ダブルス
4. 男子シングルス(リセールチケット)
計4試合 (1試合丸々見たのではなく、適宜試合の途中で抜けました。)
なお、試合時間はGoogleでも確認可能、会場の電光掲示板にも示されています。
Google検索で見られる試合スケジュール(例)↓
かなり効率良く回れたと思います。大変満足しました。
女子ダブルス (Grounds Ticket)↓
女子シングルス (Grounds Ticket)↓
男子ダブルス (Grounds Ticket)↓
観戦席はこんな感じでコートによって席数が異なります↓
6. リセールチケット (Resale Ticket)
ウィンブルドン会場内にはリセールチケット売り場があります。
当日、すでに売れていたチケットでも、その購入者がコートを去った(途中で帰宅するなど)場合、その席のチケットが安値で再販売されます。もちろん確実に買えるわけではありませんが、当日のセンターコート、No.1、No.2コートのチケットを買える最後のチャンスでもあります。
並んでいる間も試合は進んでいきます。スマホで見てる人がたくさんいました。
リセールチケット売り場の看板によると15:30販売開始とありましたが、係員によると17:30頃になりそうとのこと。
試合観戦を16:30ごろに切り上げ売り場に向かってみると、すでに長蛇の列ができていました。
列はセンターコート、No.1コート、No.2コートそれぞれの列があります。
価格はセンターコート15ポンド、No.1, No.2コートが10ポンドと破格の安さです。
私はNo.1コートの列に並び、1時間並んで運良くチケットが買えました。席を指定することはできません。
会場内にあるリセールの案内。場所はGoogle Mapで”Resale Ticket”と検索しても出てきます↓
Google Mapで“Wimbledon Ticket Resale Kiosk”と入力
早めに向かうも既に長蛇の列が、↓
1時間並んでついにチケットが買えました↓
なお、No.1コートはGrounds Ticketと違って席も指定です。リセールでは席を選ぶことも出来ません。
ついにNo.1コートへ。今までとは比べ物にならないくらいの大きさです↓
リセールチケットの長蛇の列を見て「本当にこんなたくさんの人が買えるのか?」
と正直疑問でしたがNo.1コートはとても大きく、これなら人が多くても入ると納得してしまいました。
試合も始まったばかりで、ほぼ1試合丸々観戦することができました。
歓声の大きさも別格で最高に盛り上がりました。
6. まとめ
ウィンブルドンの当日券の買い方を実体験を元に説明しました。
長時間並ぶのは大変でしたが、試合だけでなく、グッズショップやカフェ、フードコートも充実しており、お祭りのような会場の雰囲気を感じられたので面白かったです。
何より試合の盛り上がりを生で感じられたことは貴重な経験になりました。
この記事がウィンブルドンの当日券購入の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
\ロンドンへ持っていくべき物をまとめた記事はこちら/
\海外でスマホを使うにはSIMカードかWiFiが必要です。おすすめはこちら↓使い方はこちらで解説しています/
コメント