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こんにちは、りんです。
ロンドンの観光地としても超定番のSt Paul’s Cathedral(セントポール大聖堂)が、その知名度の通り観光地としてもとても良かったので紹介したいと思います。
1. St Paul’s Cathedral(セントポール大聖堂)とは
言わずと知れたロンドンの有名な大聖堂。
最初のセントポール大聖堂は607年に建設されましたが、天災(落雷による火事)やヴァイキングによる焼き払いにより何度か再建され、現在のセントポール大聖堂は1675年から35年かけて建築されたもの。
誰でも歓迎という雰囲気で「パンフレットにも毎日の礼拝にいつでも参加ください」とあります。
①大聖堂のある1階②螺旋階段を登って行く展望台③英国の発展に貢献した人々が埋葬される地下1階があります。
英国で最も有名であるだけあってステンドグラスや礼拝堂、クワイヤ(聖歌隊が歌うところ)、偉人等の石碑など、どれも息を呑むくらい壮大で迫力があり、ロンドンに行くなら是非訪れていただきたい場所。
- 規模 小★★★★☆大
- 人の多さ 少★★★☆☆多
- 見る時間目安 2〜3時間程度
- 入場料 大人 20.5ポンド (Web予約の場合)
- 音声ガイド 有り(無料)
- 公式HP https://www.stpauls.co.uk
- トイレ 有り(地下)
- 写真撮影 可※ただしイベントや礼拝中は不可
- ビデオ撮影 不可
2. セントポール大聖堂への行き方と営業時間
住所:St. Paul’s Churchyard, London EC4M 8AD イギリス
Central line
St.Paul’s駅より南へ徒歩2分
Circle line, District line
Mansion House駅より西へ徒歩5分
British Rail
City Thameslink駅より東へ徒歩5分
月曜日 8:30-17:00
火曜日 8:30-17:00
水曜日 10:00-17:00
木曜日 8:30-17:00
金曜日 8:30-17:00
土曜日 8:30-17:00
日曜日 休み(一日礼拝等のイベントを行なっています。詳細は公式HP参照)
いずれも最終入場は16:00
開館時間は時期により変更される場合もありますので公式HP(https://www.stpauls.co.uk)の確認をおすすめします。(Home → visit us → opening times)
入り口で簡単な荷物検査があります↓
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3. チケットの取り方〜年パスがお得?〜
チケットはセントポール大聖堂の公式HP(https://www.stpauls.co.uk)かTrip.comなどの予約サイトから取ることができます。
①公式HPから
トップページで言語を選択出来るので、日本語を選びましょう。
非常に多くの言語に対応しています。さすが世界的にも有名な大聖堂ですね。
下にスクロールして「チケットの種類と料金」を選択し「詳細については〜」を選択↓
料金はこちらの通りです。(随時変わる可能性があります)↓
実は、入場料と年間パスの値段が同じ(20.5ポンド)です。しかもRecommend(おすすめ)とあります↓
私はデメリットが無いので当然のごとく年パスを選びました。このチケットなら予約者と予約者の同居家族も一緒に入れるみたいです。
チケットは他にもいくつか種類があるので気になる方は公式HPを確認下さい。
②Trip.comから
チケットはTrip.comからも購入することが出来ます。
日本語で手っ取り早くチケットを購入したい方におすすめです。
リンク先の検索窓に”St. Paul’s Cathedral”もしくは”セントポール大聖堂”と入力すると検索結果で出てきます。
一般の入場券も年パスも訪問の際は入場の日と時間を選択する必要があります(年パスの場合は初回のみ)。行く前には日と時間帯を設定してチケットを取るようにしましょう。
4. セントポール大聖堂の見どころ
セントポール大聖堂は①大聖堂のある1階②展望台③展示やお墓のある地下1階があります。
それぞれの見どころを紹介します。
ガイドに表示される1階の地図↓
クワイヤ(聖歌隊席)↓
すごい迫力です。
丸天井の下にはたくさんの椅子があります↓
4.1. 画面付き音声ガイド
入り口入ってすぐのところで音声ガイドを配っているブースがあるので、ガイドが欲しい方はここで受け取りましょう(無料)。
私はガイド付きで回ることをおすすめします。なぜならセントポール大聖堂のガイドは↓
・日本語も対応している
・一つ一つの説明(動画)が1〜2分程度と短く、使いやすい
・映像が付いている
と非常に質が高いからです。
特に映像付きなので視覚的にも理解ができ、見ていて飽きません。
ボリュームもなかなか多いので、しっかりとガイドを見られたい方は回るのに半日以上かかるかも知れません。
日本語が選択できます↓
ガイドはスマホサイズで、映像付きです↓
私も今まで色々な美術館、教会で音声ガイドを使用してきましたがセントポールはさすがと言った感じで内容も面白く、為になる情報を凝縮していると感じました。映像付きなのも嬉しいですね。
4.2. 1階 大聖堂
・身廊
入場すると一番最初に着くところです。
壮大な礼拝堂を目の当たりにするのでその迫力に圧倒されます。
身廊とは、ラテン語で「船」を意味し「礼拝に来られる方々がスピリチュアルな旅を始めるところ」という意味が込められています。
中は開けていてとても広いです↓
洗礼に使う水をための貯水場です↓
・丸天井
セントポール大聖堂の心臓部です。
セントポール大聖堂といえばその特徴的な半球型の建物が「ロンドンで一番有名」と言われるほど有名ですが、丸天井はその半球の内側になります。
毎日12:30から礼拝を行なっています。
広大なスペースに礼拝者用の椅子が大量に置いてあり、皆ここで自由に座ったり、聖堂の写真を取ったりしています。
ここでは1,400年以上前から礼拝が行われていたようです。
丸天井には聖人ポールの人生が8つの場面で描かれております。
これはイギリスの画家ジェームズ・ソーンヒルが2年かけて1717年に完成させたものです。
丸天井。確かに8つの場面に分かれています↓
カンタベリー大司教は壁画に関して彼自身は壁画は専門外とするものの絶対に守ってほしいこととして、「プロテスタントらしく、イギリス人らしくあること」を挙げたそうです。良いことがどうかは別として、これがなかったらもっと派手な壁画となっていたでしょうね。
また、丸天井の下には8つのアーチがあり、うち4つにはカラフルなモザイク画があります。
これは1900年ごろにイギリスのモザイク画デザイナー、ウィリアム・ブレイク・リッチモンドによって作られ、キリストの復活の模様が描かれています。
アーチに施されたモザイク画↓
非常に繊細かつ鮮明で綺麗です。
・オルガンとクワイヤ
聖歌隊の席であるクワイヤは1697年に完成し、セントポール大聖堂建設においても最も早くに完成したところです。
その名の通り、聖歌隊が並んで聖歌を歌う場所です。1706年にアン女王も礼拝に参加されたようです。
なお、元々クワイヤは礼拝の中心部とは別のところにあり、オルガンの収容される仕切りによって礼拝堂とは分けられていました。
このオルガンはバーナード・スミスというオルガン製作者によって1697年に製作されました。
金色のオルガンパイプが特徴で、今でもそのパイプの一部が演奏に使用されているようです。
そして1872年、ヘンリー・ウィリスというオルガン製作者がこのオルガンを真っ二つに切り、教会の北側と南側に配置しています。
これはクワイヤと礼拝堂の仕切りを無くすためであり、仕切りを無くすことで大聖堂をより開放的にして、礼拝者全体に一体感を感じられるようにするためでした。
礼拝堂を挟んで左右に設置されているオルガンは、元々1つの大きなオルガンでした↓
確かに現在ではクワイヤと礼拝堂がつながっており、一つの巨大なスペースになっています。多くの来訪者がおり、とても見晴らしがよく居心地が良いところですが、これが来訪者ファーストの思想の賜物だったことに感心します。オルガンを真っ二つにしてしまう行動力もすごいですね。
4.3. 展望台
セントポール大聖堂の特徴である半球型の建物の半球部分に登ることができます。
Stone GalleryとGolden Galleryがあります。
教会あるあるですが、ひたすら螺旋階段を登っていきます。
結構疲れるので注意してください。
それぞれの展望台の位置↓
こうやってみると結構上まで登れますね。
螺旋階段は比較的緩やかです。上がるに連れ狭く、急になっていきます↓
Stone Gallery。割とスペースがあります↓
柵の隙間から景色が綺麗に見えます↓
さらに上のGolden Galleryへ行くにはかなり狭い螺旋階段を登るのですが、下が見えるので高所恐怖症の方はご注意下さい。
こういう螺旋階段がしばらく続きます↓
Golden Galleryからは丸天井の半球を目の前で見ることができます↓
展望台は狭く、人1、2人が通れるくらいの幅です↓
絶景が広がります↓
Stone Galleryよりも結構高く感じます。
4.4. 地下1階 偉人の眠るお墓 OBE礼拝堂
地下一階には、展示スペースや偉人等のお墓、ショップ(お土産屋)があります。
・展示スペース
英国王室に関する展示スペースがあります。
イギリス王室に関する展示があります↓
年表↓
エリザベス女王↓
・お墓
セントポール大聖堂で埋葬されているのは英国の発展に大きく寄与した偉人たちです。
セントポールで埋葬されていない人でもここで記念碑が建てられています。
ネルソン提督 (Horatio Nelson 1758-1805)
ネルソン提督は世界三大提督の一人で、アメリカ独立戦争やナポレオン戦争などで活躍したイギリス海軍の提督です。
ナポレオンのイギリス侵攻を阻止し、イギリスにとっては最大の英雄と名高く、海戦で戦死したネルソン提督の葬儀は国葬によって取り行われました。
そして彼の棺はこのセントポール大聖堂の心臓部である丸天井の真下に構えています。
丸天井の真下の位置にあります。床に穴を空け下の階まで運んだようです↑
写真だと分かりづらいですが、とても大きいです。
ウェリントン伯爵 (アーサー・ウェズリー)(Wellington 1769-1852)
ベルギーのワーテルローにて1185年に同年齢のナポレオンと開戦し、更には打ち破った軍人として知らています。
彼もまた、イギリスの偉大な軍人・貴族としてこのセントポール大聖堂に埋葬されています。
私も最近別件でワーテルローという地名を耳にしましたがその時は「Water Loo(ロンドンにもある駅の名前)と同じ名前だけど、こっちではワーテルローって読むんだー」くらいの感想しかありませんでしたが、こうして歴史的出来事があった場所と分かるとすごく面白いです。また、ウェリントンはSPY×FAMILYでも有名なイーデン校のモデルとなったイートン校の出身(中退)です。歴史を学ぶと思わぬつながりがあって面白いですね。
出典:wikipedia, 出典:SPY×FAMILY 公式HP(https://spy-family.net)
ナイチンゲールの石碑
・OBE礼拝堂
大英国勲位の礼拝堂です。大英国勲位は国に対する貢献が認められると与えられます。
今まで勲位を与えられた人としては、ビルゲイツ・JKローリング・デイビットベッカム・レニーヘンリーなどが挙げられます。
勲位を与えられた人はここで洗礼を受け、ここで結婚も出来るようになるそうです。
ターナー (画家)のお墓があります↓
セントポール大聖堂を設計したクリストファー・レンのお墓↓
4.5. ショップ(お土産屋)とカフェ
有名観光地だけあってお土産屋も充実しています。近くにはちょっとしたカフェもあります。
ショップは結構広いです↓
セントポールグッズや王室グッズが売っています↓
近くでコーヒーなども売っています↓
休憩スペースもあります↓
5. ギャラリー
雰囲気が伝わるよう、セントポール大聖堂内の写真を何枚か載せたいと思います。
イギリスでは寄付もカードで出来るところが多いです↑
6. まとめ
セントポール大聖堂は言わずと知れた超有名観光地ですが、その知名度の通り非常に見応えがあります。
映像付きで日本語で聞けるガイドも借りられるので、是非セントポール大聖堂のことを学習をしながら回ってみることをおすすめします。
展望台の位置も高く、絶景を味わうことも出来ます。
是非、セントポール大聖堂へ行ってみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。
\ロンドンへ持っていくべき物をまとめた記事はこちら/
\海外でスマホを使うにはSIMカードかWiFiが必要です。おすすめはこちら↓使い方はこちらで解説しています/
コメント
コメント一覧 (2件)
セントポール大聖堂に行ってきたのですが、今になって欲しいグッズがでてきてしまいました。
ショップのみ入場することは難しいでしょうか。
ご質問ありがとうございます!
私はここでも紹介している年パスを使っているので分からず、、申し訳ありません。
ショップから再び聖堂に入る時にチケットが必要なので、もしかしたらショップは外の扱いかもしれません。(確証が持てずすみません、ロンドンの観光地はショップだけ入れるところがほとんどのイメージはあります)
向かって左側の地下につながる入り口(普段は出口になっているところ)に人がいるのでショップだけ見ても良いか聞いてみてもよいかもしれません(もしくは正面入り口の荷物検査した後チケット見せるところで聞く)。
ちなみにオンラインショップもありますのでそちらもご利用検討してみてください。問合せも出来るようです。
http://www.stpaulsshop.org.uk/
お力になれず申し訳ありません。