当ブログはアフィリエイト広告を含んでいます。
こんにちは、りんです。
印象派及び後期印象派の絵画を中心に貯蔵している“Courtauld Gallery(コートールド美術館)”に行ってみましたので、紹介したいと思います。
有名なマネやモネ、ルノワール等の作品を見ることが出来ます。
(写真は下にあります↓)
1. Courtauld Gallery(コートールド美術館)とは
有名なマネやモネ、ルノワールなどの作品を多く見ることが出来る美術館。
1932年に設立され、イギリスの実業家サミュエル・コートールド(1876-1947)のコレクションである印象派、後期印象派の作品を中心に展示しています。
Somerset House(サマセット・ハウス)という大きな建物の一部であり、このSomerset Houseの中には人が少なめの落ち着いたカフェやレストランがあるのでおすすめ。
美術館の規模は大きくなく、ゆっくり見ても1時間程度で回れます。
ロンドンは無料の美術館も多いからか有料のこちらの美術館は人もかなり少ない印象でした。
- 規模 小★★★☆☆大
- 人の多さ 少★★☆☆☆多
- 見る時間目安 1時間程度
- 入場料 大人平日9ポンド 休日11ポンド(子ども無料)
- 音声ガイド 有り(アプリ)
- 公式HP https://courtauld.ac.uk/gallery/
- トイレ 有り(地下)、無料
印象派(英:Impressionism)とは、19世紀にパリで起きた芸術運動のことで、目に入る映像の印象を描き出した絵画を特徴するものです。
19世紀中ごろまでは、現実をあるがままに表現する「写実主義」が主流でしたが、対する印象派は見たものの印象を描くため、見えるものをありのままというよりは、より感情的・抽象的に描かれるのが特徴です。下で紹介する画家たちは印象派の代表的な画家たちです。
2. コートールド美術館への行き方と営業時間
住所:Somerset House, Strand, London WC2R 0RN イギリス
・Circle line, District line
Temple駅から北西へ徒歩6分
・Piccadilly line
Covent Garden駅から南東へ徒歩8分
・Bakerloo line, Northern line
Charing Cross駅より北東へ徒歩8分
Courtauld Gallery公式HP:https://courtauld.ac.uk/gallery/
Somerset House公式HP:https://www.somersethouse.org.uk
この右側に写っている建物が入り口です↓
アーチをくぐるとすぐに入り口があります↓
入り口をスルーして進むと奥は広い中庭があります。美術館を含めこの中庭を囲む建物全体がSomerset Houseです↓
ビッグベンやロンドンアイからテムズ川を挟んで反対側にあります。これらのついでに行くのもありかもしれません。
月〜日曜日 10:00-18:00 (最終入場17:15)
※時期(特にクリスマスシーズン)によって変更の可能性があるため、事前に公式HP→”Plan your visit”より確認することをおすすめします。ここからチケットの予約も可能です (私は予約はしませんでした)。
3. コートールド美術館の見どころ
ロンドンには無料の美術館も多くある中、ここは有料のためか人は少なめです。
私は土曜日に行きましたが、チケット売り場でも並ばず、中もスムーズに回ることが出来ました。
名画”A Bar at the Folies-Bergere”(↓で紹介)の前も空いていました。全館通して人は少なめです↓
3.1. コートールド美術館で見られる作品
コートールド美術館ではマネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ルーベンス、ゴーギャンなど多くの有名画家の作品を見ることが出来ます。
誰もが一度は見たことがある(であろう)有名絵画もあります。
作者:Édouard Manet(エドゥアール・マネ)(1832-1883)
作品名:A Bar at the Folies-Bergere (フォリー・ベルジェールのバー) 1882
誰もが見たことのある有名な作品だと思います。マネの生涯最期の作品です。
作者:Pierre-Auguste Renoir(ピエール=オーギュスト・ルノワール)(1841-1919)
作品名:La Loge (桟敷席(さじきせき)) 1874
作品:Claude Monet(クロード・モネ)(1840-1926)
作品名:Autumn Effect at Argenteuil (アルジャントゥイユでの秋の効果) 1873
作者:Vincent van Gogh (フィンセント・ファン・ゴッホ) (1853-1890)
作品名:Self-Portait with Bandaged Ear (自画像 耳に包帯をしたもの) 1889
ゴッホの後ろにあるのはゴッホのコレクションの一つであった日本の木版画のようです。芸者が描かれていて1870-80頃の作品と推定されていますが、作者不明で木版画自体も見つかっていないとか。↓
作者:Peter Paul Rubens (ピーテル・パウル・ルーベンス) (1577-1640)
作品名:Descent from the Cross 1611-1613
3.2. お土産屋
地下には割と大きめのミュージアムショップがあります。
レンガ作りのクラシックな建物でした。
4. 美術館の入っている建物”Somerset House(サマセット・ハウス)”も良さげ
コートールド美術館はSomerset Houseという建物の一部で、美術館の入り口を入らずに通り過ぎて更に奥に進むとSomerset Houseの一般解放エリアに入ることができます。
Somerset Houseは16世紀頃は王室が所有していて、エリザベス1世も滞在していたとか。
19世紀頃には戸籍本署としての役割を持っていて、出生・婚姻・死亡に関する書類が保管されていたようです。
4.1. スケートリンクや野外シアターとなる中庭
冬はSomerset Houseの前の巨大な広場はスケートリンクとして営業しており、ロンドンでも冬の風物詩として有名です。夏は野外シアターになるようです。
スケートリンクは多くの人で賑わっていました。奥に見える、スケートリンクを囲む建物がSomerset Houseです。中に入る時もこのリンクの向こう側(奥側)にある入り口から入ります↓
4.2. 穴場?なカフェやレストラン
Somerset Houseは誰でも入ることができます。
中はそんなに見るところはありませんが、落ち着いたカフェやレストランがあります。
人も少ないので穴場かもしれません。
4.3. Embankment Galleriesまでもすぐ
Somerset Houseの中にはEmbankment Galleriesというイベント施設もあり、ここへも中から直接行くことができます。
私は中には入りませんでしたが、シーズンによって色々なイベントや展示もやっているようです。
お越しの際はついでに覗いてみてもいいかもしれません。
公式HP:https://www.somersethouse.org.uk/venue-hire/embankment-galleries
HP内の”WHAT’S ON”からイベントや展示情報を見ることが出来ます。
期間限定の展示はころころ変わるようですが、私が行った時はホラー系の展示がやっており、入り口が巨大な顔になってました。入場は有料のようでした↓
5. まとめ
Courtauld Gallery(コートールド美術館)はマネ、モネ、ルノワール、ゴッホ、ルーベンス、ゴーギャンなどの多くの有名画家の作品を見ることができます。
有料のためか人は少なめだと感じました。
また、Somerset House内にはカフェやレストラン、無料のトイレもありますので休憩もしやすく、ゆっくりしたい人にはよいかもしれません。
Somerset Houseの中庭のイベント(冬はスケート、夏は野外シアター等)も多くの人で賑わっているので、お越しの際は何をやってるか調べていくのも面白いと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
久々の海外旅行、何から準備すればよいか忘れてしまった!という方はぜひ「ヨーロッパ旅行 (含イギリス)で準備することまとめ」の記事を見てみてください↓
コメント